交通違反は事故の元!危険なローカル交通ルールが存在する地域5選

JAFのアンケートによると、交通マナーが悪いと思う都道府県上位10位は、1位香川県、2位徳島県、3位茨城県、4位沖縄県、5位福岡県、6位愛知県、7位大阪府、8位岡山県、9位福井県、10位山梨県という結果でした。

今回は交通マナーが悪い地域上位5位までの危ないローカル交通ルールをご紹介します。

第1位 香川県


道路交通に関して数々のワースト1位の悪名を持つ香川県。
香川県ではウインカーを出さずに進路変更をしたり、信号のない交差点で歩行者が横断していようとしても一時停止をしない、信号が青に変わる前にみきり発進をするなど交通ルールを無視した危険運転が目立ちます。
また、香川県ホームページの県民の声にも交通違反について、様々な提言があります。
踏切で一時停止をしない、黄信号で止まる車両はほとんどない、夜間に無灯火で運転しているなど事故を招く危険性の高い香川ルール。
取締りは強化しているようですが、香川県で運転をする場合はいつも以上に気を張って運転した方がいいかもしれません。

第2位 徳島県


四国からまたもランクインしました徳島県。黄信号で停車しない、青から黄に信号灯火が変わると加速するなど信号無視を助長する「阿波の黄走り」と呼ばれるローカル交通ルールが存在しています。徳島新聞が県内のドライバーに意識調査したところ、「黄信号で止まる意識はない」「止まると後続車の迷惑になる」と道路交通法を無視した結果となりました。
JAFのアンケートでは無理な割り込みをする車が多い県ナンバー1となっており、徳島県内の運転も香川県同様、気を張った方がよさそうです。

第3位 茨城県


「茨城ダッシュ」なる危険運転が存在する茨城県。交差点右折時、信号が青になった瞬間に対向直進車より早く右折する運転のことです。右直事故を招きかねないこの「茨城ダッシュ」は本来優先である直進車が危険を感じ、交差点に入れないケースもあります。
さらには、右折のために対向直進車の通過を待っているとクラクションを鳴らされることも。
茨城県内を運転する際は右折車に注意し、たとえクラクションを鳴らされても安全に右折するよう心がけましょう。

第4位 沖縄県


沖縄県には沖縄県警察と公安委員会の判断による規制という沖縄県にしか存在しない公式ルールが存在しています。これを知らずに沖縄で運転すると事故の危険性もあり、罰則となります。
主要な幹線道路の一部区間で二輪車は排気量に関係なく終日第1通行帯(一番左側の車線)に限って走行できるというものです。
第1通行帯からの右折は危険なので、交差点付近になると第1通行帯を走行していた二輪車が急に右折レーンに進入することとなり想定外の動きに驚く観光客も多くいます。
また、ウインカーを出さずに進路変更をする車両が多い沖縄県。そのほかにも石灰岩を多く含んだ道路が多く滑りやすいなど、他県とは違った注意も必要なので沖縄県で運転する場合は気を付けましょう。

第5位 福岡県


JAFのアンケートによると福岡県は運転中に携帯電話を使用しているドライバーが多い都道府県第2位です。運転中に携帯電話を使用しているということは、前方を見ていない可能性が非常に高いです。そのせいなのか、赤信号の3秒ルールなるものがあるようで、信号が赤になっても3秒間は交差点に進入してくる可能性があります。
信号が赤になってから交差する道路の信号が青になるまで大体3秒なので、信号が青になった交差する道路の車両と衝突する危険性が非常に高いローカルルール。信号が青になったからといっても安心して交差点に進入できないので福岡県を運転する場合は交差点の信号の切り替わり後に気を付けるといいかもしれません。

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交通ルール違反をしている危険運転を教育によって削減しながら事故そのものを予防します。

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まとめ

交通マナーが悪い地域上位5位までを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
各地のローカル交通ルールは一例で、どこに行っても危険な運転をするドライバーは一定数存在します。
各地条例などでルールが異なる部分もありますが、道路交通法は全国共通です。道路交通法を違反したローカルルールではなく、道路交通法を遵守して、どこへ行っても安全な運転を心掛けて交通事故を予防しましょう。

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