【社用車のコスト425万円削減!】白ナンバー企業が気付いていない社用車にかかる「隠れコスト」の正体とは?

2023年12月のアルコールチェック義務化を経て、白ナンバー車両を保有する多くの企業で車両管理の業務負担とコストが増大しています。安全は確保したいものの、「システム導入は費用対効果が見えない」と二の足を踏んでいませんか?
本記事は、車両管理システムを「経費」としてではなく「確実なリターン(ROI)を生む投資」として捉え直すためのものです。
貴社が気づいていない社用車の「隠れたムダ(燃料費、残業代、保険料の高止まり)」を洗い出し、システム導入によって年間どのくらいのコストが削減できるのかを徹底解説します。
記事を読み終える頃には、貴社が車両管理システムを導入して「何ヶ月で投資を回収できるか」が明確になり、自信を持って稟議を進めるための強力な根拠が手に入っているはずです。

1.社用車にかかる「隠れコスト」とは?

社用車の管理には主に2点の隠れコストが発生しています。

①毎月発生するコストのムダ・・・主に燃料費や残業代など

②万が一の事故にかかるコスト・・・車両の修理費用、保険料増額、営業機会損失など

社用車を保有する以上は上記のコストがかかることは仕方ないと諦めている管理者の方もいるかもしれません。
しかし、上記のコストは安全への投資で削減可能です!

2.【安全への投資】ROI(投資収益率)を算出する3つの柱

ROI(投資収益率)とは、投資を行ってどのくらいの利益を上げられたかをあらわす指標のことです。この指標で投資対効果が判断できます。
「費用対効果」と似た言葉ですが、費用対効果は投資を止めるとすぐに効果がなくなる短期的な効果のものとし、投資対効果は投資を止めても将来的に効果が見込める長期的な効果のものを指します。

車両管理システムがもたらすコスト削減効果を3つに分けて説明いたします。

車両維持費の改善

■燃費・燃料費の削減
ナビ機能が搭載されている車両管理システムならルート最適化も可能です。ルート最適化によって燃費や燃料費の削減が実現できます。

■メンテナンス費の削減
車両の過度な負荷(急発進/アクセル・ブレーキ操作による速度の上下)の抑制による車両寿命の延長が実現できます。

多くの車両管理システムには急加速や急減速を検知する仕組みが搭載されています。また、急加速や急減速の原因となるヒヤリハットや交通違反を検知するシステムも存在します。

人件費・残業代の適正化

■運行データによるムダな待機時間や迂回の可視化と削減
車両管理システムには運行記録ができるものが多く、労務管理と組み合わせることによって人件費や残業代の削減が実現できます。

■運転日報・点呼記録の自動化による安全運転管理者の残業時間削減
直行直帰や早朝・夜間の点呼は数は少なくても安全運転管理者が対応せざるを得ませんが、点呼代行も付帯した車両管理システムも存在します。安全運転管理者の就業時間外は点呼代行サービスを活用すると残業時間の削減が可能です。

点呼代行サービス

事故リスクと自動車保険料の低減

■危険運転を事前に減らす指導による事故率の低下
車両管理システムには急停止・急発進や交通違反を検知するものもあり、検知したデータから従業員の運転傾向を分析して指導を行えば事故率の低下も叶います。

AI-Contactモバイル

■事故率低下に伴う自動車保険料の等級アップと保険料削減効果
教育により事故率が下がると自動車保険料の等級が上がって割引率も増加し、保険料削減が見込めます。
フリート契約250台の企業で現在有料割引43%の場合、事故削減によって毎年30%ずつ支払保険金が減ると初年度315万円削減、次年度110万円削減、2年で合計約425万円の自動車保険料の削減が可能です。

3.ROI(投資収益率)の算出と事例

【シミュレーション】あなたの会社で導入ROI(投資収益率)を計算してみましょう

ここまでで、車両維持費、人件費、自動車保険料と投資対効果を算出する3つの柱を確認しました。コストのムダを見直した場合、車両管理システムを導入してどの程度で回収できるか以下の計算式で計算が可能です。

計算式:純利益の算出方法
純利益=システム導入によって削減できたコストの総額ー導入コストの総額(初期費用+算出期間の月額費用の総額)

 

計算式:投資収益率(ROI)の算出方法
投資収益率(ROI)= 純利益/ 導入コストの総額×100

 

■モデルケース:車両30台、ドライバー30名の企業がAI-Contactモバイルを導入した場合

車両管理システム導入初期費用:なし
車両管理システムの月額費用:約3万円
削減できた車両維持費:約50万円削減/年
削減できた人件費:約60万円削減/年
削減できた自動車保険料:約90万円削減/年

計算式:純利益の算出
システム導入によって削減できたコストの総額(50万円+60万円+90万円)ー導入コストの総額(3万円×12か月)=164万円/年

計算式:投資収益率(ROI)の算出
純利益(164万円)/導入コストの総額(3万円×12か月)×100=455.6%

AI-Contactモバイルを導入した場合、コストに対して約4.5倍の純利益を生みだしており、非常に高い効果を得ることができます。

 

導入企業の声

実際にAI-Contactシリーズを導入してコストカットが実現された企業様のお声を紹介いたします。

■AI-Contactモバイルの導入で翌年の自動車保険料を25%削減
AI-Contactモバイル導入前は目視でドラレコ映像を確認しており、時間的コストの削減も実現。
重大事故発生件数はゼロ件になり自動車保険料削減効果にもつながっています。

白井運輸様の事例

■AI-Contactモバイルの導入で翌年の自動車保険料を30%削減 翌年さらに30%削減見込み
AI-Contactモバイルを導入後、事故の内容が大きく変化。人身事故など多額の支払保険金が発生する事故がなくなり、自動車保険料削減が実現しました。

ロジクエスト様の事例

4.まとめ

車両管理システムは「コスト」ではなく「利益を生む投資」です。
費用対効果は短期的な成果で施策をやめてしまうと効果がなくなりますが、投資対効果は長期的な成果を獲得でき、施策をやめても一定期間効果が継続します。

弊社のAI-Contactシリーズはスマホアプリで完結するため、導入にかかる初期費用がほとんどなく、交通事故の削減効果が高いため、非常に高い投資対効果が見込めます。

 

社用車にかかる隠れコストを削減!
車両管理システム「AI-Contact」

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