日立系商社でプラントシステムや半導体事業、建設業等を扱う株式会社瑞穂様。
AI-Contactモバイルの導入背景やその効果について、総務部の近藤様と石山様にお話を伺いました。
会社名 株式会社瑞穂
ご契約サービス AI-Contactモバイル
ドライバー数 約140人
目次
【導入前の状況】紙での管理で手間がかかり安全運転教育に懸念が残っていた
◎事業内容について教えてください。
当社は、エレクトロニクスや産業分野に特化した日立系の技術商社です。
商社ではあるのですが、建設業の機能がある点が一番大きな強みです。そのため、管理方法も少しプロセスが異なるような状態がございます。
出張等での車の利用が特に多く、乗車する従業員数は約140人です。基本的に担当のエリアのお客様先を巡回する形で、お客様先に訪問するために社用車を使用しております。
◎AI-Contactサービスを導入する前はどのように管理されていましたか?
今まで運行距離や給油料、点検項目などの記録は紙ベースで行っていました。各部署から紙の記録を総務担当者が社内便で定期的に回収していました。回収時のやり取りやアナウンスが必要になる点も手間がかかっていました。
また、安全運転教育においても課題を感じていて、社員に対して厳密な注意喚起をしていましたが、まだまだ懸念が残っていました。
【導入の決め手】導入がしやすいサービスで費用対効果以上の価値を実感
◎AI-Contactモバイルを導入したきっかけを教えてください。
アルコールチェック業務の効率化を目指し、システムの導入を決断しました。その過程で、AI-Contactモバイルのトライアルを実施し、「社員がどんな運転をしているのか」を定量的に管理できることに大きなインパクトを受けました。
「自動車保険料の割引率向上」が当社の目標の一つでもあったため、保険料の削減ができれば、AI-Contactモバイル導入コストに対しても採算が良いと考えています。
さらに、社員たちからの反応も非常に良かったため、AI-Contactモバイルを導入することとなりました。
◎他社サービスも検討していた中、なぜ当社を選ばれたのですか?
一番の決め手は、AI-Contactが他社と比較して最もコストが低かったことです。アルコールチェックを記録するだけであれば、AI-Contactは無料ですし、車載器を購入する必要なく、アプリだけで導入ができる手軽さに惹かれました。コストだけでなく、一番導入がしやすかった点も決め手になった理由です。
AI-Contactモバイルを初めてトライアルで使用した際には、「すごいな」と驚きました。スマートフォンで交通標識の遵守率が簡単に管理できるので、コストがかかる車載器を新たに購入する必要性は無いと感じました。
【導入後の運用】標識の遵守率管理で安全運転教育の目標設定がスムーズに
◎AI-Contactモバイルをどのように活用されていますか。
AI-Contactモバイルの「何の標識を、どこで違反しているのか」というデータを特に活用しています。今期は「一時停止の遵守率を上げる」という会社全体の目標を設定してます。それを達成したら「スピード違反の遵守率を上げる」というように段階的に取り組める計画を立てています。
目標設定と達成がスムーズに進行できるので、効率的に安全運転教育に取り組めている実感があります。
さらに、ジェネクストさんのサポート担当から受けた講習についても大きな反響がありました。社員のデータを使用して遵守率が高い方を紹介したことで、社員たちの関心やモチベーションが以前と比べて明らかに向上しました。その結果、楽しみながら取り組む雰囲気が自然に出来上がり、目標の達成に向けてより一層力を入れることが出来ています。
◎AI-Contactモバイル導入後の管理者目線での変化はございますか。
アルコールチェック業務の効率化により、以前は集計に費やされていた時間や労力が大幅に削減され、その時間を安全運転教育や注意喚起に充てることができるようになりました。
具体的には、遵守率ランキングを確認して、順位の高い方を発表したり、順位がワーストの方には個別で面談を実施しています。他にも、講習実施時の資料や導入後の3ヶ月の振り返りとしてAI-Contactモバイルの遵守率を活用したレポートを頂いた時は、弊社用にカスタマイズされた内容で非常にありがたく思いました。
また、事故予防に関しても効果を実感しており、それに伴い保険料の割引率の向上は一番期待している所です。
社員が標識を遵守し、管理者が具体的な違反箇所に対して指導することで、お互いが納得感を持ち、ストレスのない安全運転教育を実現できました。
【導入後の成果】社員の安全運転に対するモチベーションが大きく向上
◎AI-Contactモバイルの導入効果を教えてください。
標識の遵守率を毎月確認することにより、社員全員の安全運転意識が大きく向上しました。
社員は、標識の遵守率がスコアとして評価されていることを意識しながら運転していて、実際の運転から算出された遵守率が視覚的に確認できることで、高い関心を持って受け止めてくれます。この変化の一部として、社員が自主的に遵守率を確認し、自身の違反箇所を確認する姿勢が見られました。
さらに、遵守率を管理することで、社員の運転に対する把握レベルが格段に変わりました。
標識を守ることが、自然と急加速や急ハンドルの削減にもつながり、「標識を守る価値」を実感しています。
◎AI-Contactモバイルを検討中の企業様へ一言お願いいたします。
改善点を理解して運転毎に学習することで、遵守率が改善されれば社員のモチベーションに繋がります。そういった成功体験を重ねることで、社員の安全運転意識を高めることはもちろんですが、社会全体に対しても貢献ができると思います。
—–近藤さま、石山さま、取材にご協力いただきまして、どうもありがとうございました!!
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